クローバー「無敵超人ザンボット3」玩具他出張買取
( 変形合体ロボット )
豊田市のお客様からお売り頂きました昭和のダイキャスト製の玩具(ロボット)を紹介してまいります。
店主が愛してやまない現サンライズ(日本サンライズ)になってのオリジナル作品第1作「無敵超人ザンボット3」1977年(昭和52年)は名古屋市中区にある名古屋テレビ(愛称メ~テレ)制作で放送されており、こちらを皮切りに毎週土曜日の17時30分から18時までの枠で1990年(平成2年)の長きに渡り13年間続きました。
既存のロボットアニメとは一線を画すストーリーで、当時視聴していたことからも思い入れが強いです。
後番組「無敵鋼人ダイターン3」をはさみ「機動戦士ガンダム」で大ヒットを飛ばす富野喜幸(由悠季)監督の作品だったという事は知る由もなく、ただただ熱中し、ビデオも無い頃ですので、放送時間に間に合わせる為に走って帰ったこともあって、今となっては良い思い出です。
発売元クローバー
今回の玩具の発売元のクローバーは、かつて東京都にあったメーカーとなります。
日本サンライズのアニメ作品「ザンボット3」から長年スポンサーとして玩具を製造していました。
しかし「聖戦士ダンバイン」(「亜空大作戦スラングル」国際映画社)の放送途中に倒産してしまいました。
ダンバイン放送時の店主は高校生となっており、アニメを正確に再現した造形では無く、アレンジを加えたクローバーの玩具を毛嫌いしていました。
ですが、今となって見ますと味があって、唯一無二です。
懐かしくもあり、なぜリアルタイムで購入しなかったのだろうと悔やまれます。
今、改めて見直しますと戦闘メカ ザブングル、聖戦士ダンバインのクローバーの玩具はわりと忠実に再現されています。
その後、ダンバインの後半の主役メカ、ビルバインはトミーから発売されて、同じ製品で海外版もこの頃のおもちゃ屋さんでみかけることが出来ました。
閑話休題。
コンビネーションプログラムジュニア
今回ご紹介しているクローバー「無敵超人ザンボット3」はコンビネーションプログラムジュニアです。
DXモデルと異なり、こちらのコンビネーションプログラムジュニアは廉価版(スタンダードモデル)となります。
状態について
まず箱に傷み破れ、一部テープ補修もありますが、こちらの玩具の対象年齢が3歳から6歳(幼稚園から小学1年生)頃を想定しており、お子さんが熱中して遊んでしまうと、箱はいつのまにか無くなり、各種パーツの欠品破損も目立ち、というわけです。
店主自身の思い出を披露しますと、腕はモゲ、見るも無残な姿に変わり果てて、とうの昔に捨ててしまっていますので、この状態でもかなり良いほうとなります。
(例えば玩具屋さんの倉庫に眠っていたデッドストック品となりますと、それはもっと高額で買取する事が出来ます。1977年から1978年当時に通常に遊んでいた品と考えますと、やはり良品です)
これは豊田市のお客様のお話をお伺いしたところ、お母さまのファインプレーだったそうです。
遊ばれた後、お母さまが小言を言いながらも箱に戻されていたと言う事でした。
wikipediaによると当時の関係者の証言も含め、クローバーのザンボット3の玩具はかなりのセールスを記録し、大ヒット。
その結果後番組の無敵綱人ダイターン3は更なる商品展開を加え商品ラインナップは計12点になったそうです。
この度はお売り頂き、誠にありがとうございます。
また買取させて頂いたお品の詳細を記してまいります。
外見、内容物等
こちらのようにシールが未使用であったり、説明書が残っていますと、より高額で評価する事が出来ます。
やはり遊ばれてしまいますと、どうしても部品は欠品してしまいますが、やはり完全なお品よりは減額と相成ります。